前作のキャッチフレーズ「逆転確率7万5千分の1」から、遂にIIIでは「逆転確立0」に!
Fujitsu FM-TOWNSからスタートした「ライザンバー」シリーズ第3弾。前作の難易度を受け継ぐ「MANIAC」と、難易度を落とした「STANDARD」の2つの難易度が選択可能になった。全6面の横スクロールシューティング。 IIボタンがショットで、3色のアイテムを取ることにより、オプションが付いて攻撃できるようになる。メインショットのパワーアップは存在しない。 黄色は遠距離ほど攻撃力が高くなるレーザー「インパクト・ブラスター」。赤色は自機の上下に火炎を発生させ、敵に接触させる接近戦を得意とする「テラ・フレイム」。緑色は2発毎に融合して大きな光球を飛ばす「イクシード・プレッシャー」。アイテムは前、後、上下の3方向に時間と共に変化するので、攻撃したい方向になっている時に取ると、その方向になる。 またIIボタンを1秒間押し続け、離すと2発の多弾頭ミサイル「雷斬牙(ライザンバー)システム」が常時発射可能。そのまま敵に当ててもノーマル弾10発分の攻撃力があるが、もう一度押すと計8発のホーミングミサイルとなる。 Iボタンと方向キーでオーバーブースト(自機の高速移動)が使えるが、使い続けると画面下のゲージがレッドゾーンに入ってしまい、回復するまでは使えない。 ■感想・評価 前作を引き継ぐ完成度の高さと難易度設定に期待して新品で購入。 難易度に「STANDARD」が加わったことから、私でもクリアできるレベルとなりました。前作をあきらめた方にもぜひおすすめしたい難易度です。特に多弾頭ミサイル「雷斬牙」は難易度の低減に大きく貢献しています。 前作同様美しいグラフィックとノリの良いBGMは顕在。ステージや敵キャラ、ボスにもいくつかのアイデアが加わり、攻略を楽しむことができました。エンディングもシリーズのファン必見です。 そして、全身弱点のボスに大量の弾を打ち込むシューティングとは異なる、ボスの弱点へのテラ・フレイムを使った近接戦闘はRAYXANBER III最大の持ち味ではないでしょうか。 もう一点のおすすめポイントはパワーアップが1段階しかないこと。もともと圧倒的な強さがない自機が特徴のRAYXANBERでは、パワーアップ復活の苦労は存在しません。今回は「雷斬牙」によって強くなっていますが、敵にやられたときの儚さは健在であり、RAYXANBERの味を失ってはいないと思います。 やはりCD-ROMはシューティングに最適なメディアだと確認できるタイトルです。「MANIAC」は未プレイなのでコメント略。「STANDARD」のみノーコンティニュー全面クリア。現在も所有しています。 1999年11月01日 00時00分 更新
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