PC-FX「ブルーブレイカー」を作ったヒューネックスのアドベンチャーゲーム。

タイトルの由来は「Private Eye＝探偵」と「idol＝アイドル」から。人気急上昇のアイドル、メイ・スターが人工知性体ナビと共に事件に挑む。

アドベンチャー画面とフィールド画面を組み合わせたシステムで、主に場所の移動をアドベンチャー画面、建物の中ではフィールド画面となり、キャラクターを動かして証拠を探していく。

■感想・評価
アドベンチャー画面で謎を探すというアドベンチャーゲームに慣れている私にとって、フィールド画面で謎を探すというシステムは探偵ものによく合っていると感じました。

内容も適度な難易度で苦痛にならず、展開もなかなか楽しめました！！

結構出来が良いのに地味な存在になってしまっているのは、パッケージにも一因がありそうです。これでは徳間書店ＩＭ系を“まねた”地味な声優重視ギャルゲーにしか見えないような気が...
ゲーム内容はよくできているし、キャラクターもいい線行っているだけに、とても惜しいポイントです。

そうそう、システムカードの警告画面も気に気に入ってます！

余談ですがSCENE 2 前編に、残念ながらバグを発見してしまいました。シナリオが進まなくなってしまうというものです。

この話に出てくる刑事さんが気分が悪いからトイレに行くと言って、客室の壁を通り抜けて外（上方向）へ出てしまった場合、バグのようなのでセーブしたポイントに戻る必要がある模様です（以降、時々画面下から上へ、障害物を無視して横切ることもあります）。本来はちゃんとその客室のトイレに行くのですが...
尚バグの原因は解明しておりません。

９７年年末に神奈川県川崎市溝ノ口において新品９８０円で購入。９８年１月１８日スタート〜１月３０日クリア。その後も大切に保存してます。